約束の話
約束はできるだけ守りたい。
別に確約したわけでもないし血の盟約とか半端じゃなくカッコいいもの掲げたわけではない。そんなものでも守っていたい。
ただ信じられたいし、人間を信じてほしいからそうしてる。
約束は出来るだけしないとamazarashiはポエジーで言っていた。
おれは生きてないとだから頑張って約束するよ。んで、キャパシティを超えてるから潰れる。
何度も約束を果たして電池が切れることを繰り返して今を生きてる。
約束守るのはおれにとっては外してはならない必死な行動だ。
実家に来るときは金曜に着くと言っていたが精神の不調で時間を守れなかったけどどうにかゲロゲロ言いながら金曜日に辿り着いた。
日曜日に実家からアパートに戻ると言っていたから今日の昼過ぎにやっとだけど時刻表を見て出た。
早く行かないと乗り遅れる!と急かされて出たくない!と言ってたけどね。おれの実家もどちらかと言えば城だ。見えない足枷は付いているけどあまり気にしてない。
きっと最期に邪魔になるだけ。
さて、なんでこんなに約束や決めたことに引きずられるのか不思議なのだけれど、小学生の時の約束を割としっかり思い出した。
高学年のころ、複数人の友達と一緒にボウリングへ行こうと誘われた。
ガキだったしみんなと遊ぶのは好きな子供だったからすごく楽しみにしてた。
前日に母にこれ着ていこうかな、これ着ていこうかな!とわーわー騒いでいる時に、集合場所とか時間は?と聞かれた。
分からなかったので、誘ってくれた友達に電話したら「………悪いなのび太…しずかちゃんから聞いてない?これ3人用のゲームだったんだ…本当に悪いな…」とかそういう感じで、テンションと腰の低いスネ夫みたいなノリで前日にドタキャンされた。
深く深く傷ついた小学生はネットゲームのギルドチャットに入り浸るようになった。
傷ついたからかな。そんなぐらいかもしれない。
誰かを傷つけるのは痛い。流れで友達をスネ夫とするが、スネ夫は本当に細々とおれがいらなくなったことを教えてくれた。
たぶん傷つけるのと同じぐらい痛い。
実際どうしてそうなったのか分からない。こんな記憶力だしボロボロに改編されてる気もする。
悪意に気付けるほど精神年齢高くなかったし。自分から滲んだ悪意に気づいて自分で潰れたかけたこともあったし。小学生にして。
ただできるだけ傷付かないし傷付けないで済むのはネット環境だったな。
みんなどうして今日の狩り手伝ってくれなかったか教えてくれた。
行かないって人はおちゃらけたキャラの動かし方をしてたから別段気にならなかった。
事情とかは深く気にしなかった。
傷付きたくなかった。
それが一周回って、傷付けないように約束を守るようになったのかもしれない。
人への無関心に向いたのかもしれないな。
誰かの発言はすべてそのひとの真実だから、信じる。
誰かの事情はすべてそのひとの真実だから、信じる。
誰かの成長の過程や葛藤をおれは知らないから、全部信じる。
そういう人も居るんだー、ぐらいで。
いつか悪い人に騙されないか今からもうわくわくが止まりません。でも信じ続ければ騙されてないよみたいな歌詞どっかにあったっけ?
せめて誰も傷付けないようにいきたい。
追伸
風邪ひきました。