歌詞の話
おれの考え方の7割ぐらいは邦楽の歌詞で出来ている。
初めて聴いた邦楽はBUMP OF CHICKENのKという曲だった。
たぶん小学校中学年ぐらいの頃?、FLASH全盛期の時代に勝手にKにAAをあてたやつを見てすごいかっこいいうただなあなんて思って何度も観ていた。
ギコ猫とか八頭身とか>>1さんが出てるような時代だよ。すごいよな。
曲名どころかこれをバンドが歌ってるというのも知らなかったけど、歌詞を見ないままなのに歌詞を覚えるぐらい観ていた。
あんまり毎日リビングのパソコンを使ってスピーカーで開いているから兄貴にも聞かれていて、その話を友達にしたらしい。
そんなある日に中学生の兄はTSUTAYAでこれ借りてきてやったよと自分の分とは別にCDを渡してくれた。
BUMP OF CHICKEN、THE LIVING DEAD。
Kが入っているアルバムだった。
それからはもう割と、引くぐらい聴いた。
はまったものに執着してしまうのはこの頃から変わっていないのかもしれない。
よく考えたらこの歌詞カードに感動して絵も作詞の真似事も始めたか?
作詞ごっこは3曲分程度で才能無いなと辞めたけどそれは詩になって生きてるから人生すげえ。
人生エンジョイ勢でないからこそ邦楽にはまっていった。
楽しいことしかないなら音楽はできないみたいなことどっかのバンドも歌ってた。
中学まではBUMP OF CHICKENだけだったけどね。
高校になってやっと他のも知ってきて、結局今はほとんどamazarashiとsyrup16gしか聴いてない。
BUMP OF CHICKENは優しさや勇気の塊みたいな歌詞だった。
amazarashiは挫折と前を睨む出来損ないの結晶で、syrup16gは過去とか諦めの神話みたいな。
おれはそんな感じだなと思ってる。
クラブミュージックみたいなサウンドになってからのBUMP OF CHICKENはあまり聴いてない。
アニメの主題歌になってもamazarashiは聴いてる。
より合う思想か、そうでないかだけの違いなんだろう。
救われた言葉だけを拾い集めてるおれは何者か。
荒唐無稽なやつになっちゃいないか。
「愚かなこと 四字熟語」で調べるおれが誰よりも愚かな感じする。
複視点や優しさや他者と違うことは色んな曲から吸収した。
愚かであれどこの根っこは変えきれないし変えたいとも思ってない。
思考する努力は忘れずにいたい。
結局何が言いたかったか。
哲学書でも自己啓発本でも小説でも論文でも詩でも歌詞からでもなんでもいいから言葉を飲み込もう。
毎日終わる一話完結続けていこう。
感動や腑に落ちた感覚を忘れないでいこうな。
以上。お腹が減りました。