20170417
生きている辛さを可視化したかった。できるわけはなかった。
生きている辛さを痛覚にした。これは簡単だった。
簡単なものというのは中毒に陥りやすい。インスタントラーメンはいつでもすぐ食べれて素敵。高級中華はなかなか店に入れないから食べれない。ラーメン屋に行くのだって毎日はしないだろう。
コストパフォーマンスが良くて手間も少ないものにハマる。誰でもかんたんインスタント人類。インスタント精神疾患。
裏通りでしか買えない違法薬物は裏通りに行って金を払えば買える。買ったことも使ったこともないから想像だけど。市販の薬品でラリってる奴らが絶えないのは地方に裏通りがないからかもしれない。それだけはやめておけ。ラリってるやつは段々ゆっくり徐々に減らせ。頼むぞ。
気圧のせいかすごくテンションが低い。午前中はむしろハイテンションだったのに不思議だ。いやハイテンションだった反動か?知らない。
腕にはたぶん仮想敵が潜んでる。作り出してしまった仮想敵。
やっつければちょっと世界が平和になる。だけどまたいずれ世界は汚染される。勇者と魔王のいたちごっこ。
仮想敵が活発化していながら思考力も豊かに残存してるとき、たまに覚醒剤中毒みたいだな、と思う。要はヤク中だ。
身体を虫が這い回る幻覚だとか、とってもとってもいなくならないムカデだとか、そういう話に近いものがある。
強い決意を持って自傷行為を辞めたつもりはない。ただ傷があると生き辛いと気付いてやってない。いつやるかは知らない。できたらやらないでいたい。自縛しているわけではないからたぶんやっても過剰な罪悪感はない。それぐらいの緩い縛りが楽だ。
覚醒剤中毒ならば48時間で苦しみは最高潮になるとブラックジャックが言ってた。
なんてことはない、切りつける一時的な快楽よりも禁断症状の苦しみのほうが気持ちいいんだろう。苦しいことに自己陶酔してる。マゾかよ。最初から生きる苦しみで気持ちよくなっちゃえよバーカ。でも知ってるよ最初は逃げたかっただけだもんな。ドンマイ。過去は置いてけ。いいよ大丈夫。
つらいのは嫌いだ。痛いのは嫌いだ。苦しいのも嫌いだし虫もそんなに好きじゃない。
衝動的に起きる腕の疼きはもののけ姫のアシタカの呪われた腕に近い。暴れ狂う。
押さえつけても鎮まらないなら説得する。あんまり聞いてくれない。
母に朝8時半に起きたと言ったらもっと早く起きろと叱られた。おとといからろくに母の顔を見て話せていない。おれはあなたではないので行動強制は止めていただきたい。
おやすみなさい。